ふるさと納税

投資

みなさん、ふるさと納税やっていますか?

毎年、年末にかかってくるとこの話題が出てきますよね。

今回はふるさと納税について概要から具体的な流れや注意事項などについて説明します。

まだ、初めていない方やふるさと納税自体の制度がわからないからもう無理~と諦めていた人は是非記事をみていってください。

ふるさと納税やっている人はまだまだ少ないみたいです。(下の図参照)

令和元年度では約406万人が控除を受けているそうですが、ふるさと納税をやっていない人の方が大多数を占めていそうですね。

                                                       ※総務省サイトより引用

税金などのお金の知識などは知っているか知っていないか・利用してるかしていないかで10年後20年後の資産形成に大きく差が開いてきます。

将来のことも考えて、利用できる制度は活用していきましょう!

ふるさと納税制度とは

ふるさと納税制度とは、自分の選んだ各自治体に寄付を行い、その寄付金額に応じて国に納める税金(所得税と住民税)を減らすことができる制度です。そして、各自治体からは寄付のお礼として、寄附金額の約30%程度の返礼品を受け取ることができます。

例えば、1万円の寄付をした場合は約3000円相当の返礼品が届くことになります。

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税の仕組みは以下のとおりです。

                                                     ※国税庁サイトより引用

①ふるさと納税サイト(楽天ふるさと納税やさとふるなど)を通して、各自治体が出す商品(食品や生活用品や家電など)を購入し、商品が手元に届く

②後日、寄付した自治体から寄付金受領証明証が届く

③確定申告を行う(ふるさと納税した翌年の2月16日から3月15日の期間中に必ず行うこと)

④ふるさと納税を行った年の所得税から控除される(差し引く)

⑤ふるさと納税を行った年の次の年の住民税から控除される (差し引く)

少しややこしいので、具体例を上げてみます。

10万円のふるさと納税を行った場合

①楽天ふるさと納税サイトなどからふるさと納税をやっている自治体が出している商品を合計10万円購入(複数の自治体や同じ自治体の複数の商品を購入など自由に決めてOKです)

大体の相場として、その商品自体のもとの価格は寄付した額の30%程度と言われています。

例えば、1万円のお肉などを自治体から購入した場合、そのお肉はもともと3000円程度の品です。

②確定申告を行う。そうすると100,000円-2000円=98000円分の税金が減額されます(所得税から還付されて、住民税から減額されます)

2000円は国からあらかじめ決められている数字なので丸覚えするしかないです。

つまり、98000円分は税金がやすくなり、お金が手元に残りますので、実質2000円の自己負担だけで様々なふるさと納税品を楽しめちゃうということです。

実際のふるさと納税額の内訳のイメージがわかない人は下の図も参考にして下さい

                                                      ※国税庁サイトより引用

  

寄付金上限額を知る

じゃあ、実際に私はいくらまでふるさと納税ができるのと思う人がいると思います。

寄付金上限額はその人の年収や家族構成などによって変わってくるので、上限額は人それぞれ違います。自分で計算するしかありません。

以下におすすめの寄付金上限額シュミレーションサイトを載せておくので、自分で計算してみて下さい。ただ、計算が複雑なので、各サイトでわずかですが計算された額が違います。

寄付金上限額は超えてしまうと、超えた分は税金から引かれませんので、完全に自己負担でふるさと品を買ったことになりますので注意して下さい。

シュミレーションサイトで計算された額よりも少し低めの方がいいかもしれないですね。

(シュミレーションサイト一覧)

楽天ふるさと納税

さとふる

ふるさとチョイス

ふるなび

計算さえ面倒な方は以下の国税庁のサイト控除額上限一覧表(目安)があるので、参考にどうぞ

おすすめふるさと納税品

では、具体的な流れと寄付金上限額がわかったと思いますので、次はおすすめのふるさと納税品を紹介させていただきます。

食品関連

2kg(1kg×2袋)無塩ミックスナッツ 

自治体:愛知県碧南市 価格:10000円


まずは、僕が大好きなナッツのふるさと納税品です。

無塩で無油でもあるので、健康にもいいです。

1~2日くらいの摂取量を小さいパックにつめて持ち歩いていて、小腹がすいたらナッツ食べています。

豆の蔵元 たっぷりお徳用2.5kg よりどりみどり 

自治体:大阪府河内長野市 価格:7000円


お酒のつまみや3時のおやつにはピッタリの納税品です。患者さんにすすめられて、購入したのですが、

とてもおいしくて、満足しています。一度食べたら止まりませんので、食べ過ぎ注意です。

岩泉ヨーグルト3袋セット

自治体:岩手県岩泉町 価格: 10000円

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ふるさと納税】岩泉ヨーグルト3袋セット(加糖1kg×3袋)
価格:10000円(税込、送料無料) (2021/12/4時点)


まろやかでもっちりとした甘いヨーグルトで、いちごなどのフルーツのかけて食べると最高に美味しいですよ!凝固剤や酸化防止物や香料などの添加物も一切入っていないので、安心です。

ただ、加糖がかなり含まれており、太るかもしれないので、食べ過ぎ注意です。

徳島のソウルフード「大野海苔(6本)」有明海産上級品厳選味付け海苔    

自治体:徳島県徳島市 価格: 11000円


ピリッとした辛さが少しある人気のある味付け海苔です。

海苔は日本人の食卓には欠かせないものであり、健康にもいいです。

白米大好き日本人に最適で、毎食のごはんに添えると幸福感Upしますよ!

福井県産 コシヒカリ お試し用 5kg

自治体:福井県坂井市 価格: 6000円


最後は、僕の愛する福井県からのお米コシヒカリです。

令和3年度米でとても新鮮です。白米だけでなく、7ぶつき・5ぶつき・玄米などにも対応してくれています。(特に希望がなければ白米で届きます)

令和3年12月26日までの寄付で年内に迅速で発送してくれます。

お米はほぼ毎日食べますので、こういった日々の食卓にかかせないものをふるさと納税で頼むのが一番いいと思います。

生活関連

基本的に我が家は、生活必需品や消耗品であるものは、ほとんどふるさと納税品から購入しています。

どれもふるさと納税品であれば大量に物品が届くので、いちいちドラッグストアなどにいって買ったりする時間や労力から解放されます。

≪テープタイプおむつ≫メリーズ さらさらエアスルー 4パック

自治体:山形県酒田市 価格: 20000円


小さな赤ちゃんがいる家庭では、特におむつの消費量が多いですので、すぐオムツなんかはなくなってしまいます。

これは大容量でくるので、いちいちドラッグストアに行って、重たいオムツを家まで運ぶ心配がなくなり、家の在庫切れの心配もないです。

エリエール消臭+トイレットティシュー コンパクトダブル 64個 1.5倍巻き

自治体:静岡県富士宮市 価格: 15000円


トイレも毎日行くもので、トイレットティシュも必ず使いますよね。

これも大容量でくるので、家の在庫がなくなることはありません。

1.5倍巻きであり、長持ちして肌触りもいいので、満足しています。

石鹸の匂いがして、清潔感もあるのでGOODです!

エリエール 贅沢保湿 ローションティシュー 200組×3個入×10パック 30箱

自治体:静岡県富士宮市 価格: 20000円


ティッシュなども毎日使いますよね。鼻をかんだり、汚れた洗い物を拭いたりと何かと重宝します。

僕はアトピー性皮膚炎で、花粉症にも悩まされることがありますので、大変助かっています。

『少しくらい良いものを使ってもいいだろう』『どうせ実質2000円の負担で使えるから』と自分に言い聞かせて、ティッシュは少し奮発して良いものを買っています。

エリエールイーナティシュー 150組×5箱×12パック(60箱)

自治体: 静岡県富士宮市 価格: 14000円


花粉症は全然なくて、普通のティッシュで十分いける人は、こちらの納税品の方が安くて大量にくるので、節約になると思います。

家族構成にもよりますが、半年から1年程度はこれだけで十分いけます!

LION ハミガキNONIO 使い比べセット

自治体:神奈川県小田原市 価格: 10000円


歯磨き粉もふるさと納税品で代用しています。

大手メーカーのLIONが出している歯磨き粉です。3種類で合計12本の歯磨き粉が届きます。

1人暮らしの人であれば、1年くらいは歯磨き粉買わなくていい量だと思います。

泡立ちがかなりいいので、歯磨きした気分になりますが、きちんと歯を磨くことも意識しましょう。

おまけ:CHARMY Magica(マジカ)除菌+24本セット

自治体:千葉県市原市 価格: 13000円


食器洗剤はふるさと納税でMagicaを注文していましたが、今回記事を作成する時に以前の寄付金先が無くなっていました・・

同じMagicaの商品で検索したらこれがヒットしたので、上げておきます。おそらく、工場夜景デザインなどの手が加わっているので、僕が前回頼んだMagicaよりも1000円だけ値段が高くなっています。

食器洗剤も毎日使うので、Magicaで揃えています。

ふるさと納税のメリット・デメリット

ふるさと納税のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

①節税効果がある(所得税や住民税が安くなる)

②実質2000円で寄付した各自治体からお得な返礼品が届く

③ポイントがすごく貯まる(楽天ふるさと納税の場合は特にたまります。僕の場合は、楽天マラソンなどの時にふるさと納税をおこなっていてポイントを大量にGetしています)

楽天経済圏にも前の記事で説明しているので、気になる方はこちらの記事もみてください。

デメリット

①ふるさと納税上限学を超えた場合は、超えた分の額は完全に自腹になってしまう

②確定申告をしないといけない(ワンストップ特例制度利用者は不要)

確定申告をするために寄付金受領証明証を紛失してはいけないなど管理が面倒

ただ、寄付金受領証明書に関しては、令和3年からはふるさと納税サイト事業者が発行する証明証が使えるようになるので、寄付金受領証明書は紛失しても大丈夫になりました。

国税庁が指定したふるさと納税サイト事業者の一覧は以下になります。

                                                     ※国税庁サイトより引用

ふるさと納税控除額確認方法

ここでは、実際にふるさと納税がきちんと出来て節税できているかを知るために、その答え合わせの確認方法を説明していきます。

まずは、手元に税務署に送った確定申告書類(控えでもOK)と毎年5-6月に送られてくる住民税決定通知書を準備して下さい。(例:確定申告書類(令和1年)・住民税決定通知書(令和2年))

準備する各書類の年度が1年だけ違うことにも注意してください。

理解しやすいためにもう一度、寄付金額の内訳の表を載せますね。

                                                      ※国税庁サイトより引用

【確定申告書類】

                                                      ※国税庁サイトより引用

【 住民税決定通知書 】住んでいる地域によって書式が様々です。

書類の準備はできましたか?

それでは、答え合わせの方法を説明していきますね。

STEP.1 所得税からの控除を計算①

確定申告書類の課税される所得金額(確定申告書類の㉖の部分)を確認します。

その所得金額に該当する所得税率を確認します。(下の図に所得に応じた所得税率表を載せておきます)

                                                      ※国税庁サイトより引用

例えば、課税される所得金額が400万円であった場合、税率は20%になります。

次に、確定申告書類の寄付金控除(㉔)の額を確認し、その額から2000円を引き、上で確認した税率をかけると所得税からの控除額がわかります。

例えば、課税される所得金額が400万円であり、寄付金控除が4万円であった場合

(4万円-2000円)×0.2(税率20%) ×1.021(特別復興所得税)=7760円(所得税からの控除額)となります。

STEP.2 住民税からの控除額を計算する(基本分②+特例分③)

次に、住民税決定通知書から住民税の控除額を計算します。

住民税決定通知書 の寄付金税額控除の欄にある市民税と府(都or道or県)民税を足し合わせると

住民税からの控除額となります。

基本分②と特例分③も詳しい計算方法がありますが、ここでは省略します。

STEP.3 答え合わせをする

(STEP.1とSTEP.2で計算された金額を足し合わせた額)=寄附金額-2000円

これで金額が一致していれば、きちんと寄付金がすべて税金から引かれていることになります。

もし、一致しなければ以下の原因が考えられます。

①事務的なミス

チェックするのは依然として人がしていますので、ミスが起こることがあります。

自分の住んでいる地域の役所の担当課や税務署に問い合わせてみましょう

②寄付金上限額を超えてしまった。

寄附金額が上限を超えている場合には、超えた分は税金から控除されず、全額自己負担です。

上限額を超えてしまっている場合は、『寄附金額-2000円』の値の方が高くなっています。

ワンストップ特例制度

ワンストップ特例制度とは、確定申告を行わずにふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組みのことです。ただし、控除される部分は住民税のみからで、所得税から控除されることはありません。

バイトや副業などせず、1つの会社だけに勤めるサラリーマンの方が利用できる制度です。

この制度を利用できる条件としては・・・

① 1年を通して寄付する自治体は5自治体以内であること

② 確定申告や住民税の申告などをする必要がない労働者の方となります。

ワンストップ特例制度の流れは下の図のようになります。

                                                        ※さとふるより引用

注意点

ワンストップ特例制度を利用するにあたって次の4点に注意する必要があります。

① 寄付金先の自治体はかならず5箇所以内に留めること

寄付金先が5箇所以内といっているだけであり、寄付の回数が6回以上であっても寄付先が5箇所以内であるならば特に問題ありません。

混乱しそうですが、3箇所くらいの自治体で寄付金上限内であれば、何回もふるさと返礼品を注文して大丈夫ということです。

② 寄付を行った翌年の1月10日までに自治体に申請書を必着で提出しないと無効になる

間に合わなかった場合は、ふるさと納税が認められず全額自己負担になりますので、忘れずに申請書を自治体に必着で提出しましょう。

③ 同じ自治体に複数回寄付をしたとしても、申請書は1枚にまとめて提出できない。

例えば、1年間を通してA市に2回、B市に3回ふるさと納税をしたとします。

その場合、申請書はA市に2枚、B市に3枚提出する必要があります。

④ 生命保険料控除や医療費控除などをするために確定申告を行ってしまうと、ワンストップ特例制度が無効になる。

保険大好き日本人ですが、生命保険などに入っていて、生命保険料控除などを申請して税金を安くすることを考えてる人の場合、確定申告をしてしまうとワンストップ特例制度が無効になるので、注意して下さい。

以上が注意点になります。よくある落とし穴ですので、気をつけていきましょう。

まとめ

ふるさと納税は、お得に返礼品も貰えて節税にもなります。

生活が少しでも豊かになって、お金の心配から解放されたいですね。

冒頭にも書きましたが、

税金などのお金の知識などは知っているか知っていないか・利用してるかしていないかで10年後20年後の資産形成に大きく差が開いてきます。

将来のことも考えて、利用できる制度は活用していきましょう!

では、また!

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