みなさん、ナッツ食べていますか?
ナッツは遥か昔から食べられており、貴重な栄養源として重宝されてきました。
ナッツは種類や地域によっては、王族や上流階級の人達に献上されるような高級品でした。
今回はそのナッツについての紹介です!
ナッツとは・・
ナッツは、種実類(硬い皮や殻に包まれた食用の果実や種子のこと)に分類されています。
種実類には、以下の3種類があります。
- 堅果:非常に硬い殻に包まれている果実のこと 例)栗・ヘーゼルナッツ
- 核果:果実の中に大きな1つの核があり、この核の中にある種子を食用としている 例)アーモンド・くるみ・ペカン
- 種子:そのままの意味で種子を食用とするナッツのこと 例)カシューナッツ
これ以外にも、厳密に言えばピーナッツは豆類に含まれていますが、種実類として扱うのが一般的になっています。
ナッツと言えども様々な種類に分類されたナッツが存在しているようですね。
ナッツの魅力
ナッツには色々な栄養素が豊富に含まれていて、バランスのとれた植物性食品です!
ナッツの魅力は次の4つがあります。
①良質な脂肪酸
ナッツは良質な脂肪酸を多く含んでいます。特に、不飽和脂肪酸の中で一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸をかなり多く含んでおり、オレイン酸は抗酸化作用があるために悪玉コレステロールなどを減らす働きをしてくれています。
動脈硬化などの生活習慣病や肥満に関係してくるのは、乳製品や肉などに含まれる飽和脂肪酸ですので、食べるのは極力避けるほうがいいです。
どうせ取るなら良質な脂肪酸をとっていきましょう!
脂肪酸の分類は以下の通りですので、参考にしてください。
②豊富なビタミン類
ナッツには抗酸化作用のあるビタミンE(別名:若返りのビタミン)が豊富に含まれているので、老化防止や動脈硬化を防いでくれます。
それ以外には、ビタミンB群(B1,B6,ナイアシンなど)が含まれており、ビタミンB群は体内で代謝を行うのに欠かせない栄養素であり、健康な肌や髪などを作るのにも役立っています。
その他にも骨粗鬆症に効果のあるビタミンKなどが含まれています。
ただ、ナッツの種類によって含まれるビタミンが違うので、次回のナッツの記事をみてください。
③多彩なミネラル
現代人に不足しがちなカリウム(K)・カルシウム(Ca)・マグネシウム(Mg)・鉄・亜鉛などの生体活動に必要不可欠なミネラルも豊富に含んでいます。
ただ、ナッツの種類によって含まれるミネラルが違うので、次回のナッツの記事をみてください。
④食物繊維
ナッツは食物繊維の中でも、特に不溶性食物繊維を豊富に含んでいるので、便通の改善に良いとされています。日本人は食物繊維が圧倒的に足らない傾向ですので、積極的に取りたいですね。
ただ、食べすぎてしまうと逆に便秘になりますので、ご注意を!
食物繊維の種類は以下の図をみてもらうといいです。
☆水溶性・不溶性食物繊維はともに腸内細菌叢を作っているビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌などの善玉菌のエサにもなるので、腸内環境にもいい影響を与えてくれます。
ナッツのデメリット
アレルギー体質の方は、注意する必要があります。いくら健康によくても体に合う合わないがありますので、蕁麻疹や痒みなどがでるようであればすぐに病院を受診しましょう。
特にお子さんで初めて食べさせる場合は、なるべく病院の空いている日中に食べていただくほうが良いと思います。
ナッツも食べすぎると、各種栄養ミネラルなどを過度に摂取してしまうので、体調を崩して逆に健康にとって良くないです。孔子の論語にあるように【過ぎたるは及ばざるが如し】だと思います。
まとめ
以上がナッツの大まかな概要編になります。
次回は、各種ナッツの紹介をしていこうと思います。
では、また!
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